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どんな金融機関だったら投資用ローンが組みやすいのか?2

ひと昔前は2000万円の融資物件でも、9割融資で1800万円しか融資してくれませんでした。
プラス諸費用が50万円くらいかかりますので、頭金に250万円出してもらって1800万円の融資が受けられるかたちでした。ところが今では、ノンバンク系のなかには手付金10万円あれば1990万円まで融資してくれるところもあります。
諸費用に50万円かかりますので、合計60万円出せば融資してくれます。

また、カードローンや自動車ローンのある方には、ローンを借り換えるかたちで組むようにしていただいています。最終的に頭金を入れるか入れないかは投資家自身の判断になりますが、私たちは、自己資金がないほうがよい人にはノンバンク、たくさん借りたければ地銀、資金はあるが属性の悪い人には国金、というようにその人に合った融資を紹介しています。

また、最近の地銀は不動産ローンの借り換えローンにも積極的です。私たちのお客様でファイナンス系から2.4%の金利で借りていた方が、地銀から2%以下の金利を提案されて借り換えた方もいます。この方はお医者様ですが、属性さえよければ今どんどん貸す時代なのです。

かっては支店があるところや、営業圏内でなければ融資しないという条件がありましたが、いまは属性さえよければこうした要件はまったくなくなりました。

「キャッシュフローだけでなく金利により一層の注意を向ける」

お話を聞くことがあった投資家のなかには、かなり高めの金利で購入していることがあります。販売事業者によっては売りたいために融資がつくところはあの手この手で販売しようとしますので、お客様が高い金利で購入しようがまったく気にかけないところもあります。

お客様も言いなりで買っているケースも多いと感じることがあります。
皆さん目先の収益がいくらあるかキャッシュフローにばかりに目が向いていて、金利の方が大きいということに気づいていないのではないかと思います。
金利が1%違うだけで運用益は大きく変わることを忘れないでいただきたいのです。

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コラム5-5 その1
任意売却投資のためのローンの申し込みから審査・融資の実行まで

「ローンの申し込みから融資実行までに必要な書類や税金」です。

(2016年7月11日発行 不動産投資は”未公開の「任意売却物件」を狙いなさい! より抜粋)

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